リチウム二次電池は、モバイル機器用途から、定置型蓄電、車載などの大型用途まで、その市場はさらに広がりを見せています。そのために、リチウム二次電池の状態把握、安全性の確保がとても重要な開発課題になっています。また、更なる電池高性能化を目標とした部材開発も盛んです。 そこでこの度、リチウム二次電池のユーザーおよびメーカーとして新規参入企業の研究者、技術者、管理者にも分かりやすいように、リチウムイオン二次電池の基礎、動作状態把握、特性評価法、電池の劣化度診断法では、パルス法やインピーダンス法を用いた手法について基礎からじっくりと解説します。 最新の測定法や材料開発も紹介し、周辺の研究課題を明らかにします。また、現状市販されている電池の特徴を紹介します。講義終了後には、受講者の講演内容に関するご質問に可能な範囲で回答いたします。