電気化学測定によるリチウム電池の部材評価、劣化診断への活かし方

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リチウム二次電池は、モバイル機器用途から、定置型蓄電、車載などの大型用途まで、その市場はさらに広がりを見せています。そのために、リチウム二次電池の状態把握、安全性の確保がとても重要な開発課題になっています。また、更なる電池高性能化を目標とした部材開発も盛んです。  そこでこの度、リチウム二次電池のユーザーおよびメーカーとして新規参入企業の研究者、技術者、管理者にも分かりやすいように、リチウムイオン二次電池の基礎、動作状態把握、特性評価法、電池の劣化度診断法では、パルス法やインピーダンス法を用いた手法について基礎からじっくりと解説します。  最新の測定法や材料開発も紹介し、周辺の研究課題を明らかにします。また、現状市販されている電池の特徴を紹介します。講義終了後には、受講者の講演内容に関するご質問に可能な範囲で回答いたします。

  1. リチウムイオン二次電池特性の基礎 (10:30〜12:10)
    1. 電池特性の基礎概念
    2. 正・負電極用活物質のレドックス応答とその解析・評価
    3. 充放電特性から得られる情報
    4. 電池構成部材とその開発状況
  2. 交流インピーダンス測定法と直流測定法 (13:00〜14:40)
    1. パルス測定法の原理と特長
    2. 充放電特性とその関連微分特性
    3. インピーダンス測定の原理と特長
    4. 擬似等価回路での評価
  3. いくつかの市販電池でのインピーダンス応答 (14:50〜16:30)
    1. 電極評価
    2. 部材評価
    3. 劣化挙動との関連性
    4. 劣化度評価と寿命推定

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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