(2017年12月21日 10:00~11:30)
(2017年12月21日 12:10〜13:40)
プリント基板上に形成された配線回路に電子部品を実装する従来の製造工程順序 に対し、正確に位置決めして固定された電子部品間をインクジェット印刷で配線するといった、工程を逆転する発想で開発したプリント基板、及びはんだレスの世界初の技術です。イノベーションのジレンマの中での開発障害も含め、本技術をご紹介致します。
(2017年12月21日 13:50〜15:20)
プリンテッドエレクトロニクスにおける電極配線は、高い導電性と微細配線化が要求されている。アルバックでは、低温で粒子同士が焼結することにより優れた導電性を発現する金属ナノ粒子 (平均粒子径10nm以下) を有機溶媒に分散させた『ナノメタルインク』の開発を行っている。 本講演では、ナノメタルインクの特性およびそれを用いた印刷法による電極配線の形成技術について解説する。また、印刷法により形成した視認性の低い微細配線を用いた透明電極の事例を紹介する。
(2017年12月21日 15:30〜17:00)
ウェアラブルデバイスは、肌や衣服へ装着するだけで簡便に生体信号取得を可能とし、医療・ヘルスケアやスポーツ、エンターテイメントにおいて注目されている。従来のエレクトロニクスと異なる点は、柔らかい生体組織へ接触するためのフレキシブル性、さらには人の動きに追従するためのストレッチャブル性がデバイスに必要とされていることである。そこで、屈曲性や伸縮性を備える柔軟デバイスの実現に向けて、ストレッチャブル配線の開発が行った。 今回、ウェアラブル技術や金属ナノワイヤ配線技術の動向を紹介し、我々が開発した柔軟な透明導電膜を報告する。