UV硬化型インク・インキの基礎、設計・配合技術と硬化収縮・密着性の制御

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本セミナーでは、重合反応速度論に関する基礎的な取り扱いを述べるとともに、インクジェットインクの組成と基材密着性との関係から、密着性に影響を与える要因について解説いたします。

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プログラム

UV硬化材料はイメージング分野やインキ・塗料などとして広く用いられている。そこで要求される物性を満足させるためには、モノマーや開始剤などの選択が重要である。重合反応速度論に関する基礎的な取り扱いを述べるとともに、インクジェットインクの組成と基材密着性との関係から、密着性に影響を与える要因について紹介する。

  1. UVインキ・インクとは
    1. 基本組成
  2. UV硬化反応の基礎
    1. UV硬化反応と光源について
      • 硬化性を高めるための選択 色材による内部フィルター効果
    2. 光ラジカル重合反応
      1. 素反応
      2. 素反応から反応速度式の誘導
      3. 実際の重合反応系は速度式に従うのか
      4. 重合反応速度の測定方法
      5. 酸素による重合阻害反応
        1. なぜラジカル重合反応は酸素による阻害を受けるのか
        2. 重合阻害反応を回避する方法はあるのか
        3. 酸素の有効利用について 必要か?
    3. 光重合開始剤とモノマーについて
      1. ラジカル重合用開始剤とモノマー
        • 開裂型
        • 水素引き抜き型
        • 電子移動型
        • シラン
      2. カチオン重合用開始剤とモノマー
        • イオン型
        • 非イオン型
  3. 開始剤の違いがもたらす硬化膜構造 (力学物性)
  4. 基材密着性を決定する要因について
    1. 界面化学的要因
    2. 硬化収縮
      1. 光硬化に伴う収縮挙動のその場測定方法について
        1. その場測定の方法
        2. 実例
        3. 重合反応と収縮挙動との相関
        4. 低収縮性モノマー
    3. アンカリング効果
  5. 密着性制御の例1:ラジカル重合型ジェットインク
    1. 組成と密着性
      1. 界面化学的側面からの検討
      2. アンカリング効果からの検討
  6. 密着性制御の例2:カチオン重合型ジェットインク
    1. 組成と密着性
      1. 硬化収縮挙動からの検討

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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