熱可塑性エラストマーの構造と物性制御、解析方法

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
会場 開催

本セミナーでは、熱可塑性エラストマーの基礎から解説し、市場と用途展開等、最先端の話題まで解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

熱可塑性エラストマーについて、分子設計からナノ凝集構造、物性制御まで講述します。また、高分子 (鎖状分子) のゴム弾性の基礎やナノ凝集構造解析法 (小角X線散乱法、電子顕微鏡法、原子間力顕微鏡法など) 、ミクロ相分離構造と変形下の挙動 (シンクロトロン小角X線散乱法による研究) 、熱可塑性エラストマーの市場と用途展開等について、基礎から最近の最先端の話題まで講義します。

  1. はじめに
    1. 熱可塑性エラストマーとは?
    2. 熱可塑性エラストマーの分子設計
  2. エラストマーの基礎 (化学と物理)
    1. 高分子 (鎖状分子) の統計力学
    2. ゴム弾性の基礎
  3. 熱可塑性エラストマーの構造と力学物性
    1. 構造解析の基礎
      • 小角X線散乱法
      • 電子顕微鏡法
      • 原子間力顕微鏡法など
    2. 力学物性測定の基礎
    3. 動的粘弾性の基礎
    4. 結晶性熱可塑性エラストマー
    5. ゲルやマイクロエマルジョン (溶媒で膨潤した熱可塑性エラストマー)
  4. ミクロ相分離型熱可塑性エラストマーの構造と力学物性
    (ブロックコポリマー型)
    1. ミクロ相分離構造と変形下の挙動 (シンクロトロン小角X線散乱法による研究)
      • Case 1: 球構造を形成するブロック共重合体の場合
      • Case 2: Gyroid 構造を形成するブロック共重合体の場合
      • Case 3: ラメラ構造を形成するブロック共重合体の場合
      • Case 4: セグメント化ポリウレタン
  5. 熱可塑性エラストマーの市場と用途展開
    1. 市場規模
    2. 用途の現況
    3. 新規用途展開と将来性

会場

ドーンセンター
540-0008 大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
ドーンセンターの地図

受講料

割引特典について