自動車プラットフォーム統一の基礎と部品共通化・標準化の変遷および展望

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多様で変化する市場への適合、製品の多様化、変更に伴うコストアップの抑制、これら双方に優れた製品の標準化アプローチの模索が、1990年代中頃から自動車企業間競争の1主要課題となっている。  本講演では自動車プラットフォーム戦略の概要と、対照的な動きを見せるVWグループとトヨタを取り上げ、両者のアプローチから自動車企業による製品設計の展開について考察する。

  1. はじめに 自動車企業と製品モジュール化・プラットフォーム統一
  2. 分析方法
    1. プラットフォームの統一性を把握するための視点
    2. プラットフォームの統一性の指標
  3. プラットフォーム統一以前における製品の統一性と企業業績 (1980年代~1990年代前半)
    1. 製品の統一性
    2. 企業業績の変化がもたらす課題とそれへの対応計画
  4. 諸モデル間プラットフォーム統一性 (1990年代後半~2000年代)
    1. プラットフォームあたりモデル数
      1. VWグループの場合
      2. トヨタの場合
    2. 当該プラットフォーム適用モデルのサイズのばらつき
      1. VWグループの場合
      2. トヨタの場合
    3. 諸モデル間プラットフォーム統一性に関する小括
  5. 諸地域間プラットフォーム統一性 (1990年代後半~2000年代)
    1. 当該プラットフォーム地域別サイズのばらつき
      1. VWグループの場合
      2. トヨタの場合
    2. 諸地域間プラットフォーム統一性に関する小括
  6. 諸時点間プラットフォーム統一性 (1990年代後半~2000年代)
    1. 当該プラットフォームの適用期間
      1. VWグループの場合
      2. トヨタの場合
    2. 当該プラットフォームの時期によるサイズ変更度
      1. VWグループの場合
      2. トヨタの場合
    3. 諸時点間プラットフォーム統一性に関する小括
    4. 年代の標準化とそれ以前の標準化との関係 (2010年~)
  7. おわりに、自動車企業による製品設計の展望

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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