グローバル承認申請や商業生産対応をふまえた固形製剤の操作条件の検討・変動と製剤品質評価・影響

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本セミナーでは、Quality by Design (QbD) の基礎に加え、グローバルを考慮した各種ガイドラインを交えて解説いたします。

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プログラム

固形製剤は、様々な単位操作の組み合わせにより製剤化される。各単位操作は、次に続く単位操作に何らかの影響を及ぼすことが多い。そのため、操作条件の変動が製剤品質に及ぼす影響を理解することは重要である。そこで、固形製剤の代表的な単位操作である造粒、乾燥、整粒、混合 (滑沢混合を含む) 、打錠、フィルム・糖衣コーティングにつき、これら操作条件の変動が製剤品質に及ぼす影響につき、多くの模式図 (概念図) を用いて解説する。  更に、Quality by Design (QbD) の基礎に加え、グローバルを考慮した各種ガイドライン (US-FDA、ICH等) を適宜交えて解説し、グローバル承認申請や商業生産対応までを俯瞰した製剤検討の重要性にも触れる。

  1. 固形製剤の製法と各単位操作での検討事項の概要 (全体)
  2. 各単位操作が製剤品質に及ぼす影響 (全体概略図)
  3. 造粒 (US-FDAガイドライン含む)
    1. 造粒顆粒の形成過程
    2. 薬物特性及び含有量による造粒顆粒の形成状況
    3. 高速攪拌造粒法の操作条件の変動と製造性・製剤特性
    4. 造粒による薬物の分布状況と製剤への影響
    5. 流動層造粒法の概要、製造条件と品質特性
    6. 流動層造粒法の操作条件の変動と製剤品質 (造粒顆粒の品質特性)
    7. 流動層の異常現象 (代表例)
  4. 乾燥 (ICHガイドライン含む)
    1. 固形製剤の乾燥操作の目的
    2. 流動層乾燥法の製造条件と品質特性
    3. 流動層乾燥法の乾燥軌跡の評価
    4. 棚式乾燥法での顆粒特性と留意点
    5. 乾燥条件の変動と製剤品質 (錠剤の物理化学的特性への影響)
  5. 整粒 (ICHガイドライン含む)
    1. 湿式整粒法と乾式整粒法の目的と違い
    2. 各種整粒機の粉砕能力 (機器選定のクライテリア)
    3. 整粒条件の変動と顆粒品質特性
    4. 整粒顆粒の粒度別含量と薬物の均質性
  6. 混合 (US-FDA、ISPE、ICHガイドライン含む)
    1. 混合機種・混合条件と混合状況 (薬物の均一性)
    2. 微粉末及び微量成分 (薬物) の混合とその留意点
    3. 混合機種の変動と混合均一性評価
    4. 混合均一性の評価方法
    5. 各種滑沢剤・滑沢混合条件の変動と製剤品質
  7. 打錠 (US-FDA、ISPE、ICHガイドライン含む)
    1. 打錠機構と杵形状
    2. 打錠用顆粒の特性変動と錠剤特性
    3. 打錠での薬物結晶形評価
    4. 打錠障害の発生とその防止策 (生産での具体的な対応事例/11例)
  8. フィルムコーティング (FC) (ICHガイドライン/Quality by Designの基礎)
    1. FCの重要特性
    2. FCの種類・目的・利点 (概要)
    3. FC成分の構成と機能
    4. 素錠に求められる特性
    5. FCの処方設計 (Quality by Designの基礎1)
    6. FCの製造条件の検討と製剤品質評価 (Quality by Designの基礎2)
    7. FC時のトラブルとその防止策
  9. 糖衣コーティング (SC)
    1. SC法の主な変遷
    2. SCの特徴と各糖衣層の役割
    3. SCの成分
    4. SCの製造方法と留意点
    5. SC時のトラブルとその防止策
  10. グローバル承認申請対応
    1. 日米欧の新薬・後発医薬品・一変申請でのCTD対応の留意点 (概要)

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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