自己注射の開発と使いやすさ向上

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プログラム

第1部. 薬剤師からみた自己注射に求めるデザイン、使いやすさ

~在宅医療を考慮した

(2017年11月16日 11:00〜12:45)

 これから在宅医療が増加するうえで、如何にアドヒアランスを向上させるか、そして自己注射のデバイスを工夫して少しでもストレスなく投与していただくか検討する時期にきている。そして、国レベルの問題になっている残薬を解決する為に、薬剤師が何を考え、どう実行していくかを伝えたい。また、ポリファーマシー (多剤投与) 対策も忘れてはならない。病院薬剤師は、患者と共に考え、保険調剤薬剤師へシームレスな連携をしなければならない。

第2部. リウマチ治療の実際と自己注射に求める点

(2017年11月16日 13:30〜15:15)

  1. リウマチの薬物治療の実際
  2. 生物製剤等の選定方法
  3. 自己注射剤の選定
    1. 投与の頻度
    2. デバイス
    3. 投与時の痛み
    4. 投与のしやすさ
  4. 自己注射に対する患者の感想
  5. 自己注射に対する医師の感想
  6. 自己注射への要望

第3部. 骨粗鬆症における自己注射

~疾患特性と疼痛メカニズムからの提言~

(2017年11月16日 15:30〜16:30)

 骨粗鬆症は骨折や寝たきり、死亡リスク増加の原因となる骨の疾患で、今や国民の10人に1人が罹患する国民病である。有効な治療薬が次々と登場してもなかなか骨折が減らない原因として、治療率や継続率の低さがある。特に自己注射の場合“痛そう”との印象があり、その導入や継続は必ずしも容易ではない。  本講演では、骨粗鬆症患者の身体的、精神的特徴を総括し、更にヒトが痛みを感じる心と体の仕組みを概説することにより、骨粗鬆症治療に期待される自己注射を考えていきたい。

  1. 骨粗鬆症とは
    1. 我が国が抱える骨粗鬆症の諸問題
    2. 骨粗鬆症患者の身体的、精神的特徴
    3. 骨粗鬆症の診断
    4. 骨粗鬆症の治療
  2. 実臨床における自己注射
    1. 患者側から見た自己注射
    2. 医療者側から見た自己注射
  3. 疼痛メカニズム
    1. 疼痛の意味
    2. 痛みを伝える仕組み (上行性疼痛伝導系)
    3. 痛みを抑える仕組み (下行性疼痛抑制系)
    4. 疼痛メカニズムの臨床応用
  4. 骨粗鬆症治療に期待される自己注射

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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