第1部: 「EOG滅菌及び滅菌バリデーションの実務と動向」
(2017年11月16日 10:30~12:30)
- EOG滅菌法の概要
- EOG滅菌に関する国際規格の経緯・動向 (ISO11135)
- EOG滅菌に関する国内規格の経緯・動向
- QMS省令及び滅菌バリデーション基準の要求及びポイント
- 薬事申請の実務について
- 国際規格の最新情報と滅菌バリデーション基準の改定
第2部:「放射線滅菌におけるバリデーション事例と照射による樹脂劣化対策」
(2017年11月16日 13:15~16:30)
放射線滅菌は優れた滅菌法ですが、滅菌バリデーションの運用や放射線照射による樹脂の劣化など、実務担当者が直面する課題がいくつかあります。放射線 (電子線・ガンマ線) 滅菌の受託滅菌業者 (製造業) として培った多彩な分野、製品における経験、および製造販売業者の滅菌バリデーション責任者として苦労した再バリデーション、汚染菌の同定や樹脂劣化対策について、理論 (法令、原因とメカニズム) と経験 (製品実例) の両面を交えて分かりやすく解説いたします。併せて、放射線滅菌の概要として、照射施設、電子線滅菌とガンマ線滅菌の使い分け、コストダウンや、どのような視点で最適な滅菌法を選べば良いかも、基準、各滅菌法に向いている製品例をあげて解説いたします。
これから滅菌を検討・担当される方、放射線滅菌で課題解決が必要とされている方、ぜひ、ご参加ください。
- 放射線滅菌概要
- 滅菌法比較および最適な滅菌法の選択
- 電子線滅菌とガンマ線滅菌の使い分け
- 照射施設概要 (電子線およびガンマ線照射施設)
- 滅菌対象事例
- 滅菌コスト低減策
- 放射線滅菌バリデーションおよび再バリデーション、汚染菌同定・活用の事例
- 適用規格および薬機法
- ISO 11137-2:2013
- ISO/TS 13004:2013
- JIS T 0806-2:2014
- 滅菌バリデーション基準
- 滅菌バリデーション概要 (進め方・試験ポイント)
- 滅菌線量設定方法の選択基準
- 製品ファミリーを代表する製品の指定
- プロセス有効性の維持
- 定期監査
- 再バリデーションおよび汚染菌同定・活用の事例
- 自主回収事例
- 放射線照射による樹脂劣化対策
- 放射線照射による材質への影響 (強度低下・着色)
- 放射線劣化のメカニズムと原因 (架橋・分解・酸化)
- 材質劣化克服策 (具体的な処方)
- 放射線滅菌における材料選択のポイント