付加価値時間を増やし、コスト時間を減らす「業務効率化」テクニック

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「働き方改革」の標語に沿って、時短に取り組む機運は高まりました。しかし、多くの責任あるホワイトカラーの立場の人にとって、時短のために、書類を減らす、会議を減らす、口で言うのは簡単ですが、ではそれで成果は上がるのでしょうか?スピーディな意思決定が進むのでしょうか?本音の話が減って、建前だけの手続き論がはびこり、本質的な問題は放置される、そんな事態に陥ることもあります。 (そもそもホワイトカラーの仕事は、繰り返しの定型業務よりもたくさんの非定型業務で成り立っています。そしてその多くは「コミュニケーション」とも呼ばれたりします。)  単純に時間だけを削減すれば良いのではありません。質が伴ってこそ、より価値のあるアウトプットを増やしてこその業務効率化が求められるのです。無駄な時間は減らしますが、意味ある時間は増やすべきなのです。言い換えれば「付加価値時間を増やし、コスト時間を減らす」ことが要諦になります。では、何を意識し、何からどのように手を付けていけばよいのか?会議、書類、いわゆるコミュニケーションや意思疎通のありかたの中身を変えていくことが重要です。日常業務の何気ない言動一つ一つに改善の要素は潜んでいます。そして、それは管理職たちのリーダーシップのあり方にかかっています。  本講座では、各種の業務改善、問題解決コンサルティングを通じて皆様に実践いただいた、数多のテクニックとコツを紹介します。

  1. 総論~ホワイトカラーにとっての業務効率化
    1. 生産性とは何か?労働生産性の意味
    2. ホワイトカラーの仕事とは何か?なんのために会社に来るのか?
    3. マネジメント・コストという概念
      ~成果を出すために何をマネージすべきか?
  2. 付加価値時間とコスト時間
    1. 付加価値とは何か?コストとは何か?
    2. 付加価値時間としての意思疎通、コミュニケーション
    3. 個人作業における付加価値時間
    4. 付加価値時間とコスト時間の探し方
  3. 付加価値時間としての会議のありかた
    1. 会議における付加価値時間、コスト時間とは
    2. 会議の種類別のマネジメントと巻き込み方
    3. 会議の計画~議題とプロセス管理
    4. 場のセッティングの工夫
    5. 成果の歩留まりを上げるために
  4. 付加価値を生む、書類、メール、資料のありかた
    1. 「書き残す」ことの意味と効果
    2. 仕事にネーミングを~体系的に、具体的にとらえる習慣
    3. 沢山書くのか、シンプルに書くのか?
      早く書くのか、ゆっくり書くのか?目的に応じた書類のありかた
    4. 様式の重要性~「知」を生み出す書類様式のつくりかた
  5. 付加価値時間を増やすリーダーシップ
    1. 責任と学習のありかた
    2. 仮説検証の行動習慣
    3. 創造性と自発性に火をつける
    4. 気質に合わせた目標提示

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)
136-0071 東京都 江東区 亀戸2-19-1
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