厳しさを増す一方の会社を取り巻く経営環境下、リストラ等で従業員ひとり一人の業務負荷も増え、職場の人間関係もギスギスしがちです。かつて存在した「飲みニケーション」「社員旅行」「文体行事」「社内サークル活動」等も今日では珍しくなり、職場の内部コミュニケーション手段も途絶えました。そんな会社に見切りをつけてか、若手社員の離職も止まりません。
私はそんな会社に依頼されると、まず無記名式の『従業員アンケート』で従業員の本音 (悩み・不満・困りごと) を「見える化」します。過去の経験より、それらの原因は次の3つに大別されます。
- 部署業務の「見える化」「最小化」「標準化」の遅れによるもの
- 職場の5S状況の悪さによるもの
- その他
当セミナーでは、上記2,3の問題を従業員が自らの手で解決した真のボトムアップ活動事例 (『職場快適化サークル活動』『5Sサークル活動』) および『従業員アンケート』の2つを中心に、生資料をふんだんに紹介しながら分かりやすく説明いたします。
- 会社の現状について
- 現状の問題点とその原因
- トップダウン活動の横行とその結果
- まず「活動ありき」の愚かしさ
- ボトムアップ活動ができるのは日本だけ
- 従業員の本気を「見える化」する『従業員アンケート』
- 従業員の「本音」を引き出す方法
- 従業員アンケートの内容 (何をどのように聞くのか?)
- 従業員アンケートの実施方法 (データの精度を高めるには?)
- 従業員アンケートの集計および分析方法 (どこに注目するのか?)
- 事例紹介 (2社)
- 従業員アンケートの分析結果から見えてくること
- 分析結果の活用方法
- 「従業員のやりたい活動」=「従業員の悩みを解決する活動」
- 従業員の「悩み・不満・困りごと」を解決する『ボトムアップ活動』
- QCサークル、改善提案はもう古い!
- 職場快適化サークル活動 (事務所)
- 事務机の5S活動
- 文房具循環システム構築活動
- ファイルの5S活動
- 5Sサークル活動 (現場)
- 改善報告活動 (全社)
- 私が目の当たりにした「奇跡」
- トップダウン活動とボトムアップ活動
- トップダウン活動の長所と短所
- ボトムアップ活動の長所と短所
- 活動成功の秘訣とは?
- トップダウン活動とボトムアップ活動は「車の両輪」