現在普及の進んでいる先進運転支援システム (ADAS) の搭載車が増加し、車両情報や外部環境情報など、ドライバに対する情報量が大容量になっている。それゆえにドライバに負担をかけることなく、表示内容に序列をつけ、必要なものから伝えられるように表示機能が求められる。また情報表示量が増加することで、車載ディスプレイの需要が拡大している。ヒューマン・マシン・インターフェース (HMI) のベースになるヘッドアップディスプレイ、及び電子ミラーの重要性はより一層高まってきた。 本セミナーでは車載用ディスプレイの開発に向け、ヒューマンインタフェースの考え方、ヘッドアップディスプレイ開発、カメラモニターシステムの最新法規動向について解説する。
(2017年11月29日 10:30~12:00)
車載システムの実用化が進み、ドライバはこれまでにはない多様な情報を運転中に利用することが可能となってきました。一方、高齢社会の進展から、このような新しい車載装置を高齢ドライバが使うことも想定しなければなりません。本セミナーでは、加齢による心身機能低下を考慮したヒューマンインタフェースの設計方法について、また、ドライバに対するヒューマンインタフェースの効果の評価方法について紹介します。
(2017年11月29日 13:00~14:30)
自動車用のヘッドアップディスプレイ (HUD) は速度や各種警告などの運転に必要な情報をフロントガラス等に映し出し、いち早く運転者に情報をインプットすることで運転の安全性を高める。自動運転や運転支援技術の進歩は著しいが、これらの技術の一部としてHUD の車載量は伸びている。 本発表では自動車の窓ガラスの基礎 (種類、規格) を解説し、その後フロントガラスへのHUD の歴史、特徴、現在主流となっている技術を概説する。また、HUD として今後期待される機能を述べる。また、近年、フロントガラスは種々の機能性を有しており、HUD もこれらと両立する必要がある。この理解として、自動車用窓ガラスの高機能化についても概説する。
車載用カメラモニターシステムの最新法規動向とUNR46 要求項目
(2017年11月29日 14:40~16:10)
国土交通省は2016年6月17日に道路運送車両の保安基準の一部改正を公布。これにより国際基準 (UN-R46) に適合したCMSを備えれば、バックミラー等が無い自動車を設計・製造することが可能となりました。本セミナーでは、「人間の視覚機能の代替機能に関する試験」を理解する為に必要な視覚工学の基礎と実際の試験方法及びCMS の市場動向について紹介します。電子ミラー開発に関わる皆様の取り組みの一助となる情報が得られるセミナーとなっております。
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