(2017年11月22日 12:30~14:30)
化粧品の評価には、人がどう感じるかを表す主観的評価 (官能評価) が重要である。そこで、基本的なことから、触感、使用感の捉え方、評価項目・評価尺度の決め方、評価用語の発想と選定、専門パネルのつくり方について実例を交えてお話しする。後半では、人に伝わる化粧品の使用感触の見せ方・試験方法を示す。担当して18年目になる講談社発行VOCEに掲載の「実験VOCE」を参考に、どう発想し、どう発展させるかそのコツも考えたい。さらに、人や社会には不易流行の意識がある。 化粧品市場においてもその傾向は顕著である。化粧品の使用感においても、時代とともに移り変わるものと変わらない好ましい触感があるのか検証したい
(2017年11月22日 14:45~16:15)
化粧品のぬり心地を評価するための主観評価では、精度の高い評価が可能となるが、多数の化粧品を毎回の評価ごとに同じ値で数値化することは難しい。主観評価に基づいた機器評価法を開発し、ぬり心地を数値化できれば、多数の化粧品におけるぬり心地の位置づけを把握することができる。 本セミナーでは、化粧品のぬり心地を数値化するための取組みについて紹介する。また、構築した機器評価の活用事例も紹介する。