リチウムイオン電池は高エネルギー密度特徴を活かし、携帯機器、電気自動車、電力貯蔵向け蓄電デバイスとして、市場を拡大してきました。一方、昨今、新たな寿命課題、安全性課題が顕在化してきており、これら課題に対応した寿命評価、安全性評価技術も必要となってきております。
本セミナーでは、従来の汎用評価技術のみならず、リチウムイオン電池を「より長く」、「より安全に」使うことを目指した材料~システム開発に対し必要と考える、一歩進んだ評価の考え方、評価法をご紹介します。
また、ご希望者 (分析・評価関連企業様の方はご遠慮ください) には、セミナー終了後、KRI保有リチウムイオン電池開発・評価設備の一部も実際にご見学頂くことが可能です。
- リチウムイオン電池の現状
- リチウムイオン電池への期待
- リチウムイオン電池の市場
- リチウムイオン電池のコスト現状と将来
- リチウムイオン電池開発ロードマップ (第一軸)
- リチウムイオン電池の寿命、安全性改善による高エネルギー密度化
- リチウムイオン電池のコストダウン
- リチウムイオン電池向け機能性材料開発の考え方
- リチウムイオン電池における信頼性評価
- リチウムイオン電池の信頼性評価・劣化解析概要
- リチウムイオン電池の寿命予測に向けて
- 寿命予測 (√則の課題)
- 劣化の時間依存性解析と劣化メカニズム
- 環境による2つの劣化メカニズム (アレニウス則に従わない劣化)
- 信頼性評価からコストミニマムへ
- リチウムイオン電池における安全性評価
- リチウムイオン電池の安全性
- リチウムイオン電池の安全性評価概要
- 内部短絡系安全性評価
- 階層別安全性評価の重要性 (材料、部材、電極、セル)
- セルとモジュールの安全性
- リチウムイオン電池の熱マネージメント
- 長く、そして、安全にリチウムイオン電池を使うには
- 最近の事例から見る信頼性、安全性
- 二次劣化
- 反応均一性の重要性
- 電極面内反応均一性シミュレーション
- 電極断面反応均一性評価
- 低温充電
- センシング、制御への期待
- 安全性、信頼性の観点から今後の開発ポイント
セミナー終了後
希望者には、セミナー終了後、KRI保有リチウムイオン電池開発・評価設備の一部を見学いただきます。所要時間は20~30程度を予定しております。
(分析・評価関連企業様の方はご遠慮ください)