本セミナーでは、UV硬化型コーティングの基礎から解説し、付着性、耐擦傷性、硬度、耐候性、耐光性、耐汚染性などの機能付与について詳解いたします。
素材が金属、ガラス、セラミックからプラスチックに変わる中で、プラスチックの欠点である耐擦傷性を改良するためにUV硬化型コート材が広汎に使われるようになってきている。具体的には、化粧品容器、携帯電話の筐体、デジタルカメラの筐体などに使われている。 UV硬化型コート材を開発するに当たって様々な問題、付与すべき機能がある。具体的には、付着性、耐擦傷性、硬度、耐候性、耐光性、耐汚染性などの付与である。 講師の経験と最近の報文を参考にしながら、これらの諸機能の基礎的な理解と具体的な付与技術について判り易く解説します。今後の開発のヒントになれば幸いと思っております。