本講座は、本邦におけるバイオ医薬品等のCMC資料の作成手順について、効率的な資料作成や照会事項低減について解説する。特に海外CTD (M3) を用いて申請する場合、日本語資料 (M2) に盛り込むべき記載レベルについて解説する。
また、バイオシミラー製品のCMC資料作成の留意点についても解説する。承認申請後のPMDA照会事項対応については、照会回答作成の手順とその留意点を事例紹介を含めて解説する。さらにバイオ医薬品の承認申請について、アウトソースする際の留意点に関して解説する。
- バイオ医薬品の承認申請
- 海外M3の確認と日本申請方針
- 海外M3のギャップアセスメント
- CMCパートの承認申請資料 (CTD-Q) の作成手順と留意点
- 海外のM3からM2.3 (CMCパート) の作成方針及び手順
- 品質に関するガイドラインと留意点
- CTD-Q資料と、製造施設でのバッチマスターレコード、標準操作手順間の整合
- CTD-Q記載レベル
- 原薬
- 製剤
- その他及び各極の要求事項
- バイオシミラー製品の承認申請
- バイオシミラー製品の品質に関するガイドラインと留意点
- 承認申請後のPMDA照会対応
- PMDA照会の対応手順
- PMDA照会事項の事例紹介
- CMCパート承認申請資料作成作業のアウトソーシング
- CROの選定について
- アウトソーシングの留意点