スプレードライ (噴霧乾燥) 法の基本と効率化・改善・用途展開・活用テクニック

スプレードライ (噴霧乾燥) 法は、その基礎を習得して最新の技術や各分野における用途実例とテクニックを学ぶ事で、単なる乾燥手段ではなく実に様々な用途に活用が可能な手法です。 　この講座では、スプレードライの基礎から応用そして最新技術や実例を幅広く解説し、予備知識のない初心者から実務経験者まで役立つ情報を盛り込んだ内容となっています。また「少量試作」から「量産」に移行する際のスケールアップの効率的手法や、想定事例に対する実現手法なども併せて紹介します。

1. スプレードライの基礎
   1. 歴史・他の手法との対比
   2. 代表的な装置構造や噴霧方式の対比
   3. 装置のサイズ・小型装置の必要性
2. スプレードライヤー (装置) について
   1. 代表的な用途と目的の詳しい解説
   2. 分野別の用途の実例
   3. アプリケーションデータベースサービスの紹介
3. ヒントとテクニック
   1. 前処理の重要性・粘性の影響・温度の理解
   2. 想定される事例に対する改善及び実現手法
   3. 事例別紹介 (再現性・有機溶媒・調合・粒子径・処理量)
4. 学術事例 (参考)
   • タグチメソッドを応用した条件最適化の実例の読み解き
5. スケールアップについて
   1. 小型装置と大型装置
   2. 量産前の試作検討の効率化
   3. 異なる装置で実質条件を再現するために重要なパラメーター
   4. 各パラメーターの算出と反映のステップ (実例)
   5. 同一装置で生産量を増大させる時の留意点
6. 事例別紹介
   1. 再現性
   2. 有機溶媒
   3. 調合の問題 (混合させておけない原料)
   4. 粒子径を大きく
   5. 粒子径を小さく
7. 他の応用手法
   1. マイクロカプセル化における他の手法の紹介
   2. スプレーチリング (噴霧冷却)
   3. 振動滴下法
• 質疑応答