(2017年10月18日 10:00〜11:30)
人は、他人の意見 (概念) に対しては反論できるが、事実に対しては反論できない。すなわち、事実だけはそのまま受け入れられるという大原則がある。このことをベースとして、コアコンピタンスを基盤とする新商品・新技術の創出について述べる。顧客の潜在ニーズを掴むには、研究者によるマーケティング活動が有力で、潜在ニーズを掴めれば競争相手はいないから窮極の競争力を獲得できる。実行過程では、人とプロセスの両輪を必要とし、前者は根底にあるものが諸活動に携わる人であるという本質に起因する。一方、後者については従来の管理に代わる表題の目的に合致したマネジメントを必要とする。準備を怠らないことと答えを用意することは本質的に違うことを認識し、状況の共有化と事実確認を確実にすることが大切である。顧客との対話においては、概念から解放され、事実を集め、自分達で見つけ、自分達で確かめることが基本である。 本講演では講師の経験を交え、かかる対応について述べる。
(2017年10月18日 12:10〜14:10)
新商品・新事業創出において、マーケットリサーチは商品コンセプトの設定~事業立上げに至るまで不可欠な要素である。マーケットリサーチは社内で身につけにくいスキルの1つであり、本講座ではマーケットリサーチの基礎スキルを分かりやすく解説する。
(2017年10月18日 14:30〜16:30)
ニーズが先にあるマーケットイン型製品開発は限界があります。これからは技術的強みを活かし、かつニーズも踏まえた製品開発が必要です。そのためのマーケティング視点による技術的強みの評価・見極めについてお話します。