クロスモーダル知覚のメカニズムとその応用

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会場 開催

本セミナーでは、複数の感覚間の情報がどのように関わりあっているかを理解し、 製品にどう応用していくかを実事例とともに解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部 五感の相互作用とクロスモーダル効果

(2017年10月6日 10:00〜12:00)

  1. 人間の感覚
    1. 感覚の分類 特殊感覚
    2. 人間と感覚のモデル化
  2. 視覚とインタフェース
    1. 視覚の特性
    2. 視覚インタフェース
  3. 聴覚とインタフェース
    1. 聴覚の特性
    2. 聴覚インタフェース
  4. 触力覚とインタフェース
    1. 触力覚の特性
    2. 触力覚インタフェース
  5. 嗅覚・味覚とインタフェース
    1. 嗅覚・味覚の特性
    2. 嗅覚・味覚インタフェース
  6. 感覚間相互作用とその利用
    1. 感覚間相互作用とは
    2. Perception – based Interface
      • 感覚間相互作用のインタフェースへの利用
      • 感覚間相互作用を利用した形状提示
      • 感覚間相互作用を利用した持久力の向上
      • 感覚間相互作用を利用した嗅覚・味覚提示
      • 感覚間相互作用を利用した満腹感提示

第2部 脳情報の計測技術とマルチモーダル感覚情報処理のメカニズム

(2017年10月6日 12:45〜14:45)

 近年、人間の脳を非侵襲に計測する技術の発展に伴って、未知の脳機能に迫ることが可能になってきた。本講座の前半においては、脳の基礎知識を説明した上で、最先端の脳計測技術の特徴や選び方を解説する。後半においては、マルチモーダル感覚情報処理の基礎知識、およびこれらの技術によって明らかになった最新知見を解説する。

  1. 脳の基礎知識
    1. 脳の概要
    2. 脳の機能と構造
    3. 神経細胞の機能と構造
  2. 脳計測技術
    1. EEG (脳波)
    2. MEG (脳磁図)
    3. fMRI (機能的磁気共鳴画像法)
    4. NIRS (近赤外分光法)
    5. その他の技術
    6. 脳計測技術の比較と選び方
  3. マルチモーダル感覚情報処理
    1. マルチモーダル処理の神経基盤
    2. マルチモーダル処理の原則
    3. マルチモーダル処理の計測方法
    4. 複数感覚刺激の変化に対するマルチモーダル処理
    5. 特殊環境下におけるマルチモーダル処理
    6. マルチモーダルな脳情報の解読
    7. 今後の展望

第3部 視覚・色彩情報処理における質感の計測・解析技術

(2017年10月6日 15:00〜17:00)

  1. 各種物体の表面反射特性
    1. 代表的な物体の反射特性
      1. 不均質誘電体
      2. 金属
    2. 3次元反射モデル
      1. 不均質誘電体
      2. 金属
  2. 画像による質感の計測と解析
    1. カメラ出力
    2. 色度の解析
      1. 不均質誘電体
      2. 金属
    3. ヒストグラムの解析

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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