技術者・研究者のための内容が "明確に" 伝わる技術文書作成入門

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本セミナーでは、相手に伝わる技術文書の作成のポイントを事例を交えて基礎からわかりやすく解説いたします。

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プログラム

仕事の成果などを読み手 (例えば、顧客) にわかりやすく伝える方法を学んでいただくのがこのセミナーの趣旨です。  セミナーでの重要なキーワードは、“明確に伝わる”です。すなわち、わかりやすい文書とは、「読み手に内容が“明確に伝わる”文書」のことです。
「A:設計の見直しで建設費が大幅に削減できた」は「内容が“伝わる”」です。「B:設計の見直しで建設費が約2億円削減できた」は「内容が“明確に伝わる”」です。  セミナーでは、Bの文のように、内容が“明確に伝わる”文書 (わかりやすい文書) の書き方を、“わかりやすい文書の書き方の3原則”および“6つのルールと17の書き方”という2つの考え方に基づき解説します。  また、解説内容を仕事などですぐに使えるように、わかりやすい文書の書き方に基づき作成した事例を数多く取り入れた解説を行うのがこのセミナーの特徴です。  さらに、解説終了後に理解度確認演習を実施します。解説終了後に理解度確認演習することから、解説内容をすぐに復習でき、解説内容の理解が深まります。  わかりやすい文書を書くことは専門分野の技術力のレベルアップにつながります。これは、以外に思われるかもしれませんが、これらには密接な関係があります。セミナーでこの理由を学んでください。

  1. 「わかりやすい文書」に関する概要
    1. セミナーでの結論
    2. 一冊の本との出合い
    3. 「伝わる」と「明確に伝わる」との違い
    4. わかりやすい文書とは
    5. わかりやすい文書を書く目的 (セミナーの目的)
    6. わかりやすい文書の書き方
  2. わかりやすい文書の書き方の3原則
    1. 第1原則:書き手と読み手の違いを認識する
    2. 第2原則:文書の構成を考える
    3. 第3原則:内容が明確に伝わる書き方を考える
      1. 6つのルールと17の書き方とは
      2. ルール1:主要なことを冒頭に書く
      3. 書き方1:まず知りたいことを冒頭に書く
      4. 書き方2:目的を文書の冒頭に書く
      5. 書き方3:方針を文書の冒頭に書く
      6. 書き方4:手順を文書の冒頭に書く
      7. ルール2:ペアで書く
      8. 書き方5:根拠を書く
      9. 書き方6:条件を書く
      10. ルール3:分けて書く
      11. 書き方7:かたまりに分けて書く
      12. 書き方8:箇条書きで書く
      13. 書き方9:表で書く
      14. ルール4:集約して書く
      15. 書き方10:組み合わせて書く
      16. ルール5:視覚的に書く
      17. 書き方11:写真や図を入れて書く
      18. 書き方12:重要な内容を強調して書く
      19. ルール6:内容が明確に伝わる文を書く
      20. 書き方13:具体的な内容を書く
      21. 書き方14:意味が明確な文を書く
      22. 書き方15:能動態の文を書く
      23. 書き方16:短い文を書く
      24. 書き方17:文法を守って書く
  3. トレーニングとレベルアップ
    1. 日々のオンザジョブトレーニング
      1. 日々のオンザジョブトレーニングとは何か
      2. 日々のオンザジョブトレーニングの方法
      3. できることから始める
      4. 報連相を通したオンザジョブトレーニング
      5. 概要版の作成を通したオンザジョブトレーニング
      6. 自己添削をやってみる
    2. 技術力のレベルアップ
      1. 掘り下げて考える体質になる
      2. 「理解したつもり」から「理解した」へ
      3. 参考:「わかりやすい文書の書き方」を受験勉強に適用する
  4. 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)
136-0071 東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

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