開発段階における治験薬 (治験薬用原薬) の品質保証

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本セミナーでは、治験薬における製造管理・品質管理の要点 (GMPの要件、CTDへのまとめ方) について解説いたします。

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プログラム

日本では、治験届 (治験相談) の際に、CMCパートについて欧米の治験申請時に必要とされるCTD形式のドキュメントの提出は、必ずしも要求されない。しかしながら、治験薬を患者 (治験参加者) に提供するためにはGMP準拠が必要であることはグローバル基準である。このためには、開発初期の段階から、製造承認申請を意識した体制整備が望ましい。この品質保証体制のうち、製造管理及び品質管理の要点、外部委託における必要事項、逸脱管理 (OOS対応) 、変更管理 (製法変更、サイトチェンジでの同等性の評価方法) につき、リスク管理の観点から解説します。

  1. 品質保証体制の概略
    • GMPにおける製造管理と品質管理
    • 組織の構築と文書管理/教育訓練
    • 委託製造・委託試験での要点
    • 出荷判定
    • 逸脱管理 (OOS対応)
  2. 治験薬供給の要件
    1. 原薬・製剤の製造管理
      • 重要工程と工程パラメータの設定
      • プロセスベリフィケーションと継続的プロセス検証
    2. 品質管理
      • 工程試験と出荷試験:試験法設定とバリデーションの必要性
      • 開発期間中の治験薬の規格設定:モニタリングの取り扱い
      • 有効期間の設定と安定性試験
      • 標準物質の設定
  3. 製法変更あるいはスケールアップ/製造場所の変更
    1. 変更管理
    2. 同等性評価
      • 製造プロセスと不純物プロファイルの関連性
      • 品質特性に起因する同等性確認の要点
  4. 品質システム (ICH-Q10) と品質リスクマネージメント (ICH-Q9)
    • 当局査察のポイントと重大指摘

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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受講料

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