今や製品不具合の問題によって企業が受けるダメージは計り知れません。品質問題を設計段階で未然に防ぐためには、設計上想定される問題 (リスク) が他にないかを考え、設計の見直しや評価に反映していくことが重要です。本セミナーにおいては、「問題 (リスク) を発見する」ことに重点をおき、どのような考え方や視点を活用して問題を見つけるか、簡単な教材を自ら実践することによって思考プロセスを体感し、習得していただきます。 演習を中心としたプログラムで「自ら考える」、「他の人と議論する」、「結果をフィードバックする」というステップを踏みながらFMEAの進め方のポイントを体得します。 また、どのように考えて問題点 (リスク) を見つけるのか、その考え方・視点を理解することが重要となります。「機能の展開」や、「使用場面 (ストレス) の展開」の体系的な整理と、そのインプットを使って「他に問題がないか」の議論により、検討の抜け漏れを防ぎ、リスク発見力を高めます。