温暖化防止や資源保護の観点から、さらなる自動車燃費の改善が要望されている。自動車用ガソリンエンジンの熱効率はせいぜい40%で、大半が熱などとして捨てられている。エンジン単体の改良が限界を迎えつつある現在、これらの損失を回収して使う必要が出てきている。
本セミナーでは、自動車の駆動源変遷を説明するとともに、今後、ますます重要になる熱マネジメントおよび関連する材料についても解説する。
- 地球環境からの要請とは?
- 地球温暖化
- 資源枯渇
- シェールガス/シェールオイル
- 原発停止
- 駆動源の基礎と現状
~変遷と課題、今後等~
- IEAブルーマップ
- 軽自動車
- 内燃機関の効率
- クリーン・ディーゼルの魅力
- 欧州流ダウンサイジング
- 電気自動車
- ガソリン車 対 電気自動車比較
- 燃料電池自動車
- エネルギ効率と実用性
- 電源の48V化
- 自動車を取り巻く環境変化とは
- WLTP 燃費規制
- エミッション規制
- 自動車に使われる熱交換器とは?
- エンジン冷却系
- 空調系
- モータ、インバータ冷却系
- 電気自動車用エアコンとは
- 方式と現行空調システムとの比較
- 低外気温への対応
- 廃熱利用の可能性は
- ハイブリッド車用エアコン
- クリーン・ディーゼルエンジン車用暖房とは
- アイドルストップ対応車の空調
- 熱マネジメント
- 排熱回収システム
- 蓄冷/蓄熱システムおよび蓄熱材料
- 新しい冷凍サイクルの可能性
- エアコンシステムの改善
- 空調シート
- 内部熱交換器
- 換気熱回収
- デシカント空調
- 空調システムの変化による部品、内装材の動向は?
- ガラス
- 断熱材
- 真空断熱材
- 自動運転車における熱マネジメント
- 課題
- 求められる技術
- 質疑応答