植物工場における収益性向上を目指すセンサ利用技術と採取データの活用法

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会場 開催

本セミナーでは、CO2・温度・光照射・液/葉面・制御システムなど、植物工場におけるセンサの高性能化と効果的な利用について詳解いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部 植物工場での高収益生産を目指すセンサ技術・環境制御システムの現状と課題 (12:30~14:00)

 わが国の施設園芸は、小規模な施設が多く、センサによる計測技術を有効活用した環境制御に関しての取り組みは立ち後れてきた感がある。その結果、施設園芸先進国オランダでのトマトの収量が年間60t以上であるのに対し、わが国では20~25t程度と大きく劣っている。  今後、施設園芸を高度化するためには、植物工場的な考え方を導入して、高度な計測技術を生かしたり効率的な環境制御技術を構築していく必要がある。野菜茶業研究所では5年ほど前から、センサ技術をフルに活用した環境制御技術の検討をおこない、わが国の気象条件に適したシステムを構築することを目的として取り組みを行っている。  これら、施設園芸でのセンサに求められる条件、利用方法、環境制御への活用などについて紹介したい。

  1. センサに関して
    1. 施設生産・植物工場で用いられるセンサに関して
    2. 農業用センサに求められる条件
    3. 農業用センサに求められる精度
    4. センサによる測定の留意点
    5. これから求められる農業のセンサに関して
  2. 環境制御システムに関して
    1. 施設生産・植物工場における環境制御の果たすべき役割
    2. 環境制御方法の違い・その特性
    3. 施設生産におけるシステムと情報化の重要性
    4. 収集した情報を以下に有効活用するか?
  3. センサ・環境制御・植物生育に関して
    1. センサ情報をフル活用した環境制御によるトマト栽培の例

第2部 植物工場における各種センサを利用した植物育成とWebセンシング (14:15~16:15)

 植物の生理状態を知ることは植物育成管理をする上で大変重要なことです。それらの手段として各種の植物センサを用いてそこから得られたデータは栽培過程で発生する色々な問題をクリアーし、また、Webセンシングにより蓄積されたデータを用いて新しい農業展開が可能になります。

  1. 植物センサとは
  2. 各種植物センサの特徴
  3. 植物センサ利用とデータ
  4. 植物センサによるWebセンシング

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)
136-0071 東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

受講料

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