講演者皆様のこれまでの経験やノウハウ、成功例・失敗例、あるべき姿、理想と現実など、主に「リーダーシップや組織・人材のマインド」に焦点を充てた内容を講演いただくことにより、時代を繋ぐ研究開発リーダー養成・組織づくりを目的とします。 今後も活躍していく技術者・研究開発者に向け、講演会を通じて「さらなる気づき」「ヒント」「ノウハウ」を修得いただき、事業戦略・勝つ組織づくりへと企業戦略など、強い研究開発・人材・組織へと広がる講演会になればと幸いに存じます。
(2017年8月31日 10:00〜11:20)
「目指すべき将来の姿・ビジョン」に沿った新規開発テーマ発掘の活性化の仕組みや仕掛け創り、人材育成・活用は、各社各様に悩ましくも永遠の課題である。当社では、テーマ推進の方向付けとして、社風への調和は意識するが、新たな変革を創造する独自の研究テーマの策定と評価法の実践として「解決プロセスのベースとなる情報を掴むマーケティング」と「新規シーズを獲得し対応策を提案する技術企画」の連動を意識した当社造語の「Seeding」に取り組んでいる。 講演では、人材育成 (OJT) も含め、当社の取り組みも併せて紹介する。
(2017年8月31日 11:30〜12:50)
研究開発 (R&D) の使命は「イノベーション創出のために (無から有) を生み出すこと」です。 本講では、R&Dの使命実現の為にムラテックで実践した「R&D部門の組織づくり・人材づくり」の考え方や取組みを自身の経験を基にご紹介させていただきます。
~研究開発をスピードアップするための効果的なコミュニケーションの取り方~
(2017年8月31日 13:40〜15:00)
メンバのやる気・その気を引き出し,研究開発をスピードアップするため、リーダは効果的にメンバーと対話することが不可欠である。通常、会議は現在の進捗や今後の予定を確認したり、リーダがメンバーに対して諸情報の周知徹底を図るために実施する。一方、ミーティングは、みんなで一緒に悩む場である。 ところが、遂行プロセスにおけるコミュニケーションの手段としては会議の形を取ることが多く、ミーティングの形を取ることは少ない。研究開発の完遂に不可欠なのはミーティングであり、対話を通じて事実・状況を共有化し、メンバの考える力を引き出し、智慧と工夫を生み出すことがねらいである。 ミーティングの場では、自分たちの置かれている社内外の状況やテーマの意義を明確に把握し、これを共有化できるまで十分に対話する。そうすることによって、メンバは担当するプロジェクトを自分自身のものとして捉えることができ、目標・納期の達成に向け、問題に直面しようとする。これが自己実現の場の獲得に繋がり、同時に、研究開発のスピードアップにも大きく寄与する。こういったプロセスにおける手間暇のかかる作り込みが大切で、日頃から、事実を大切にし、気楽で、かつ、まじめな話ができるようにしておくことが感動の成功体験に繋がる。 本講では、事実に基づくチームマネジメントについてその一端を述べるが、メンバとのミーティングを通じておこなうコミュニケーションの取り方についても焦点をあてる。
~人材育成の取り組みの変革を目指して~
(2017年8月31日 15:10〜16:30)
「教育が現場の問題解決につながっていない、何がどうよくなるのか見えない」という経営トップの問題提起が原点である、弊社の人材育成/教育活動について紹介します。