Cu系化合物太陽電池の非真空装置・高速製造プロセスによる作製方法

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本セミナーは、各種太陽電池の基礎から解説し、太陽電池市場の最新動向、次世代太陽電池、非真空作製法による化合物太陽電池について詳解いたします。

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プログラム

低炭素放出型の生活、持続可能社会の確立、被災時の独立系統発電の確保のため、自然エネルギーの利用開発は急務である。その中でも太陽電池は新エネルギーの候補として取り上げられているが、現状の太陽光発電システムはコスト高であり、原子力および火力発電には置き換えられない状態である。そこで新型低価格太陽電池の開発が世界中で行われているが、その低価格化は困難を極めている。大きな問題は使用材料であるシリコンが高額なこと、そのプロセスに真空装置を用いるために装置コストが高額になること、そしてプロセス自体に時間がかかるために製品がコスト高になることが挙げられる。  そこで低価格材料を使用して高速型の非真空プロセスで太陽電池を作製することが急務となっている。  本講演では、低価格で作製できる印刷型Cu系太陽電池の必要性・研究現状・兵庫県立大学での取り組みについて紹介を行う。

  1. 太陽光発電の最新動向
    1. 太陽光エネルギー事情
    2. 太陽電池の種類
    3. 次世代太陽電池
      • 有機薄膜太陽電池
      • 色素増感型太陽電池
    4. 印刷型太陽電池の必要性
  2. Cu系化合物太陽電池
    1. CuInSe 2 および Cu(InGa)Se 2 太陽電池
    2. CuInS 2 および Cu(InGa)S 2 太陽電池
    3. Cu 2 ZnSnSe 2 および Cu 2 ZnSnS 2 太陽電池
  3. 非真空プロセスによるCu系化合物太陽電池および兵庫県立大学の取り組みについて
    1. スキージ (ドクターブレード) 法
    2. スクリーン (シルク) 印刷法
    3. メッキ (電界析出) 法
    4. スプレー法
    5. 化学析出 (Chemical-Bath Deposition: CBD) 法

会場

大阪産業創造館
541-0053 大阪府 大阪市 中央区本町1丁目4-5
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