本セミナーでは、高齢者糖尿病治療ガイドラインの論拠と解釈について海外比較を踏まえて解説いたします。
糖尿病患者数と関連医療費は増加の一途をたどり、今やその対策は国家的課題と言える。このような背景から糖尿病治療薬の開発が精力的に行われ、現在降圧薬を抜き最もラインナップの多い疾患となった。 しかしその一方で、その使い分けや選択法に関する多少の混乱が糖尿病非専門医、一般医の間ですら広がりつつある。 そこで本講演では糖尿病の治療ストラテジーを理解するために最低限必要となる事項を最初に紹介し、その後治療薬選択の考え方、各国の治療ガイドライン、処方実態、エビデンス、最近の話題、今後の課題を順次示したい。 1日通して聴講頂ければ、糖尿病の病態、検査、治療の現状、課題のエッセンスが理解でき、明日からの活動に必ず役立つ実践的な企画です。是非ご参加下さい。