(2017年8月29日 11:00〜12:00)
がん治療に伴う口内炎の管理には、しばしば苦慮することが多い。その管理が不十分であれば、痛みなどによりQOLは低下し、食事摂取量が減って栄養状態不良が続けば、口内炎や感染症の治癒遅延につながるなど、負のサイクルを招きかねない。さらには、治療効果への影響も懸念されるため、口内炎に対する十分な理解と対策の検討が必要である。 症例を提示しながら、口内炎の評価とマネジメントについて考えたい。
(2017年8月29日 13:00〜14:00)
がん患者の口内炎克服のための新規治療法の確立を目指して、研究を行っている。 本セミナーではこれら研究の一端をご紹介する予定である。
(2017年8月29日 14:15〜15:45)
(2017年8月29日 16:00〜17:00)
口内炎に関する実験は主にヒトを対象として市販薬や食品を用いて行われている。一方、口内炎モデル動物はその病態を正確に反映し、かつ容易に作製することが未だ困難である。 本セミナーでは既存の口内炎モデル動物、および私たちが新規開発を試みているラットモデルを紹介する。