(2017年8月23日 10:30~12:10)
バインダーは、リチウムイオン二次電池の中で、負極活物質、正極活物質、電解液、セパレータと比べると脇役の印象が強い。しかし、最近バインダーは、電極を作成するためのプロセス材料としての役割だけでなく、電池機能に与える影響も注目されている。 本講座では、バインダーが、プロセル材料としての役割だけでなく、電池構成部材として電池性能に与える影響についても解説する。
(2017年8月23日 13:00〜14:40)
電池の構成要素の中で比較的脚光を浴びにくい素材ですが、活物質塗料の分散と増粘に働く重要な物質でもありますので、実際のデータと合わせて、その働きをイメージしやすくお伝えしたいと考えています。
(2017年8月23日 14:50〜16:30)
リチウムイオン電池 (LIB) は、小型電子機器から自動車まで幅広い用途があり様々な電池の中で注目されています。 本講演では、各種機器分析手法による電極バインダーの分析、ならびに高温高電圧保持などの耐久試験後の正極、負極の劣化解析、電池内部に発生したガスの成分分析について、事例を中心にご紹介します。