本セミナーでは、日本が主として輸出入している国/地域としてEU/ASEAN圏の化粧品規制を分類、届出/許可、名称/効能表現、表示内容/全成分表示、成分/生産規制等の考え方を日本での実際と比較しながら考察し、輸出入における注意点を概説いたします。
化粧品の基本的な規制は統一化されつつあるが、日常的に使用する消費財であるためにその国や地域の文化的背景、習慣及び科学的な安全性の背景から独自の規制があるし、開発途上の国や地域では整備の途中であるのも現状である。 本セミナーでは現在の世界の化粧品規制に大きく影響したEU化粧品規則、日本の化粧品各社の主たる輸出地域の一つでもあり、EU化粧品規制の影響を強く受けたASEAN化粧品指令と加盟主要国での規制の実態について、それぞれの詳細対応ポイントについて解説する。 また、EUでの化粧品規則にも関係してくるBREXITの動向や影響、ASEANでも関係してくるハラル化粧品規制の実態や動きについても解説する。 本セミナーでは、Webを利用した関係情報の収集方法について、演者の経験に基づいて紹介するが、本セミナーでのデータは2017年8月末までのものであることをお断りしておく。