厳しい時代が続きます。既存の市場の拡大が見込めない、少ない成長市場は競争が激しいなかで、「当たり」の新製品をいかに早く沢山出すか、経営者も管理職も焦りは強くなるばかりです。
では、どうすべきか、チームや組織として先ずは何を目指すべきか、重要なポイントは3つです。
- 個人技ではなく、議論のプロセスが共通言語化されていること、それによって仮説検証のサイクルをスピーディにまわせること
- 「沢山の」「ユニークな」案が、製品案はもちろん、観察や分析の段階でも挙がること
- 上記の過程がすべて可視化、記録化され、組織として知見が貯まっていくこと
結果として、一部の限られたスタープレイヤー開発者に依存する、当たり外れの大きい「丁半博打」から、チーム総和の力を発揮する「確率論の戦い」が実現します。経営者としても自信をもって投資ができる、リスクをとれる態勢をつくることになるでしょう。
- 製品開発プロジェクトにおけるよくある問題点
- 何がいけなかったのか?失敗、頓挫の事例に学ぶ
- 成功する新製品開発プロジェクト・マネジメントの要諦
- 共通議論のプロセス~分析、創発、評価の効率よい手順
- 商品コンセプトづくりの基本
- シーズ発展型の場合
- ニーズ発掘型の場合
- ソリューション開拓型の場合
- ネーミング・コンセプト起点型の場合
- 案件の選択基準のつくりかた
- 市場の可能性、事業の可能性をどう見積もるか
- 見積もりスキル:予測精度を上げる~市場規模、供給コスト
- 事業を選ぶ、市場を選ぶ前に知っておくべきこと
- 案の創出方法〜差別化案をどう沢山うみだすか?
- 創造力強化のアプローチ~「ユニークブレインラボ」の概要
- 差別化の原点:分析の差別化、創発の差別化
- 「商売人」としてのビジネスの発想法
~経営資源をむだなくビジネス機会に変換する、単品技術をビジネスモデルに仕上げる
- 仮説検証をいかに早くまわすか?
- 検証とは何か?検証基準をいかに組み立てるか
- 実験コストを下げ、回数を増やすには
- テストマーケティングの要諦
~確度と効率 (スピード、コスト) を両立するには?
- 新製品を創発する組織のありかた
- 適任な人材とは?隠れた才能を見出す、引き上げるには?
- 創発を醸成するための組織構造、役割分担
- 創発の組織文化:学習する組織、起業家的集団