熱分析入門と測定誤差の対策

熱分析測定は簡単に測定できるため広く一般的に利用されていますが、測定結果の解析や判断に迷われた時には、熱分析の専門知識を身に着けることで簡単に正しく判断できる場合が多くあります。 　熱分析結果についてどんな事がわかるのか?どこまで正しいのか?どこまで判断できるのか?など、装置原理や妥当性の評価方法、熱物性の基礎を知ることで、測定結果の正しい解析、誤差や精度を把握し、より良い測定について考えるための内容となります。

1. 熱分析の基礎
   1. 熱分析の基礎
   2. 熱分析でわかること
2. 熱分析装置の原理
   1. TG – DTA、DSCの原理
   2. 測定チャートの見方と解析方法
   3. 進化した最新熱分析でわかること
3. 適切なデータを得るために測定前に知っておくこと!
   1. 測定条件の重要性
   2. 熱分析測定の流れと注意点
   3. 分析結果に影響を及ぼす測定条件
   4. 適切なサンプリング方法
4. 正しいデータ解釈について知っておくこと!
   1. 測定結果の見方
   2. 正しい結果を導くためのヒント
   3. 測定結果を解釈する上で必要な熱物性
   4. データ解釈に迷った時にどんな再測定を行うべきか?
5. 熱分析の正確さと生じる誤差
   1. 測定結果に誤差が生じる要因は?
   2. 正確さを把握するには?
   3. 装置のメンテナンス
• 質疑応答・名刺交換