自動車業界は、産業をリードし、プラスチック業界にとっても、最重要産業である。最近では、地球環境・資源保護の目的により、内燃機関車から電動化合物したEV、HEV、FCVなどの次世代車の台頭が顕著であり、自動運転も大きな話題である。このような動向に拘らず、自動車業界の永遠の課題は、燃費向上のための軽量化であろう。プラスチックは、この課題解決のため、今後も益々貢献していくことは、間違いない。
本講演では、このようなプラスチックの最近の技術動向、採用動向、市場動向と展望について述べる。
- 日本の自動車の生産動向・予測
- 自動車用プラスチックの概要
- プラスチックの概要
- 各種プラスチックの物性の概要比較
- 各種プラスチックの日本の生産動向
- 自動車用プラスチックの歴史
- 主な自動車用プラスチックの紹介と概要
- 自動車用プラスチックの技術動向
- 材料開発の歴史
- 注目すべき関連技術
- 材料開発動向
- 成形加工技術の開発動向
- 二次加工技術の動向、特に注目される項目 (接合、加飾など)
- 部位別用途例の紹介
- 内装部品
- 外装部品
- エンジン周辺部品
- 電装部品・各種カーエレクトロニクス部品
- 燃料系部品
- 駆動系部品
- その他機能部品
- 次世代車関連部品
- 各種自動車用プラスチックの需要量と今後の動向
- 今後の課題・その他特記事項