医薬品製造においてキャリブレーションとバリデーションは切り離せないほど重要となっている。しかし、キャリブレーションとはどういうことか?バリデーションとはどういうことか?そして、これらは何故行わなければならないのか?また、どのようなことを行うのかを正しく理解し、実施できる人、また説明できる人は多くない。
本講座では、実際にキャリブレーション・バリデーションを実施する場合の製造部門に於ける必要項目 (基準、適格性、検証、照査、文書化と承認) 及びその手順と注意事項を上げて説明を行う。
- キャリブレーションってなに?
- キャリブレーションとはなにをすることか?
- キャリブレーションの定義
- 基準器となるもの
- キャリブレーションの必要性とGMPとしての位置づけ
- GMP省令との関係
- キャリブレーションを含むGMP管理
- キャリブレーションの実施対象
- いつキャリブレーションをするのか?
- 有効期間との関係
- その他
- キャリブレーション文書作成方法
- キャリブレーションの組織
- キャリブレーション手順書
- キャリブレーションの報告書
- 記録 (生データ) の取扱い
- バリデーションってなに?
- バリデーションとはなにをすることか?
- バリデーションの定義
- 要件化された背景
- バリデーションを含むGMP管理
- バリデーションの種類
- いつバリデーションをするのか?
- 承認前のバリデーション (DQ、IQ、OQ、PQ、PV等)
- 承認後のバリデーション (定期的、変更時等)
- バリデーションの実際
- 設計段階で気をつけること
- 設備・装置に関するバリデーション・キャリブレーション
- 製造方法 (製造工程・操作手順) に関するバリデーション
- 支援設備のバリデーション
- バリデーションスケジュール
- バリデーションの手順
- バリデーションマスタープラン
- バリデーション文書作成方法
- バリデーションの組織
- バリデーション文書の種類 (手順書、計画書、報告書等)
- 記録 (生データ) の取扱い
- 文書類の承認
- PIC/S GMPガイドライン Annex15 の概要