(2017年8月2日 10:00~11:30)
非冷却赤外線イメージセンサの開発は、性能向上のフェーズから低コスト化のフェーズに入りつつあり、最近低コスト化が急速に進み始めた。 こうした動きを受けて、これまで拡大のペースが遅かった車載赤外線ナイトビジョンシステムの市場規模の拡大が予想されており、 スマートフォン用赤外線カメラが新規市場として注目を集めている。 本講演では、赤外線イメージセンサとカメラについて技術動向とビジネス動向を解説する。
(2017年8月2日 12:10〜13:20)
遠赤外線を使ったカメラは近年低コスト化が進みつつあり、可視のカメラにはできないアプリケーションなどで注目を集めている。レンズでいうと、一般的な光学ガラスは赤外線を吸収してしまうため、特殊な材料での設計が必要となる。 本講演では、赤外線透過材料の紹介と、それを使った設計についての解説と、赤外線を使ったアプリケーションの例について紹介する。
(2017年8月2日 13:30〜15:00)
赤外線カメラの原理を理解し、それの有効利用することを可能となります。赤外線の光学材料の特性を理解し、応用に役立てることが可能となります。画像処理の応用で、様々な特性の改善が可能となります。物質の赤外線分光特性を理解し、その特性に合った計測 (撮像) を可能とします。
(2017年8月2日 15:10〜16:40)
車載用遠赤外線カメラ開発における開発内容と、車載用途ならではの課題について実例を交えながら解説いたします。 また、車載センシング用途における遠赤外線カメラの効果、自動車メーカーが求めるセンシング用センサー動向など、経験に基づく情報を提供いたします。