本セミナーでは、生体信号処理について基礎から解説し、膨大な計測データから最適な評価指標を設定し、解析・評価する方法について詳解いたします。
センサ技術の発達と予防安全技術の意識の高まりを受けて、生体計測技術を用いた研究開発が盛んな状況と言えます。しかし、一口に生体計測と言っても、脳波や心拍など色々な手法があります。そして、どのような時に使い分けるか、なかなか掴みづらいことも事実です。さらに、生体計測技術はそれ自体がなかなか製品になりづらいこともあり、研究開発の落とし所をどのようにすれば良いかも悩ましい所です。 本講座では、生体計測技術の初心者を中心として、基本的な解説を中心に説明します。どのような手法があるか、それぞれの長所・短所はどのような点か、どのように実験を行えば良いか、などを網羅的に説明します。更に、少し発展的な実験についても説明すると共に、研究開発という観点で製品開発への応用に向けてどのように活用すれば良いか、ということについても説明します。