本セミナーでは、自動車の内装に求められる加飾デザインの要件と、自動車の価値を高める様々な加飾アプローチの中から、3つの台頭する技術の現状について解説いたします。
(2017年6月30日 10:15〜11:15)
自動車内装のプラスチック部品の表面処理について、安心と愉しさをブランド価値として掲げているスバルのカラーデザイナーたちが、何を考え、どのようにアプローチして、お客様の期待を超える内装空間の実現を目指しているのか?事例を用いながら紹介いたします。
(2017年6月30日 11:30〜13:00)
熱成形加工の一つである真空成形が進化した3次元表面加飾工法 (Three dimension Overlay Method = TOM工法) の原理から応用、そして新しく創りだされる市場とその今後について述べる。
(2017年6月30日 13:50〜14:50)
現在のプラスチック成形品の加飾法としては、射出成形した成形品に、別工程でめっきや塗装をする方法が用いられている。しかしながら、環境面および低コスト化のニーズから、加飾性を有する高輝度メタリック樹脂が注目されている。 そこで、我々は弊社の独自素材であるナノコンを用いることで、発色性、発色性を兼ね備えた高輝度メタリック樹脂を開発した。 当日は、弊社材料の特徴をご紹介するとともに、今後の展望について発表する。
(2017年6月30日 15:05〜16:15)
ここ近年、多様な業界からインクジェットによる加飾方法の引き合いと各メーカーとの協同開発が増えるなか、自動化が進む自動車に対しても、加飾方法の変化としてインクジェットの引き合いが増えている。塗装レス、塗装に関わる省エネルギー化を目指す回転塗装ロボットのエンジニアリングメーカーである弊社の取り組み、インクジェット技術とロボット・エンジニアリング技術を融合した加飾技術と今後の展開を交えながら紹介する。