テキスタイルの構造・物性値と触感・視感の相関性および感覚の数値化と布設計への落とし込み

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プログラム

ひとの価値観の多様化、多くの布が市場にある中で、どのようなテキスタイルが消費者の印象に残り、選択されるのかを考えたとき、測定機器によって得られる物性値と感性評価を併用して評価することが必要になります。そこで物性値によって布の持つ機能性を明確化し、風合い、高級感などの感覚の数値化によって、布の特徴を総合的に明確化するプロセスの重要性が求められます。  本講演は、布を自由に見て、触った時に感じる感性評価を念頭に、そこから布の特性を抽出するためには、どのような方法があるのかについて、事例研究を中心に解説します。

  1. テキスタイルとは?
    1. 布の構造と特性
  2. 布の触感に関係する物性と評価方法
    1. KES – システムを利用した評価方法
      • 織物
      • 不織布
      • ナノファイバーウェッブ
    2. 感覚の定量化と数値化の背景
    3. 快適な触感、しっとり感
  3. 布の視感に関係する物性と評価方法
    1. 炭素繊維織物の意匠性と物性
    2. 西陣織物にみる光学意匠性
  4. 布の高級感,審美性など個人の価値が影響する時の評価
  5. 感覚の数値化から布の設計へ

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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