本セミナーでは、日本薬局方記載の残留溶媒試験と機器管理、その応用方法について詳解いたします。
また、ICHQ3Dに対応していくために必要な医薬品 (製剤、原薬) 、添加剤の他、アセスメントの対象となる環境や包装材、製造工程評価に関する金属分析方法及び測定装置の活用方法までを解説いたします。
(2017年7月20日 10:30~12:30)
残留溶媒分析を行うにあたり、分析機器の基礎知識、及び注意点を紹介する。また、第十七改定日本薬局方記載の試料調製、得られたデータの取り扱いについて機器分析の観点から注意点を紹介する。さらに最新の分析手法での応用例を紹介する。
(2017年7月20日 13:20~16:00)
ICHQ3D (元素不純物) ガイドラインの2017年04月01日の発効により,今後承認申請される新医薬品 (新製剤) については、ガイドラインに基づいた元素不純物に関する十分なリスクアセスメント実施の必要がある。また、これ以前に承認された新医薬品 (既存薬) についても、海外動向を鑑み、国内においても将来的な適用が見込まれることから、本ガイドラインに基づいた計画的な対応が必要となる。本セミナーでは、ICHQ3Dに対応するための医薬品中元素不純物の評価・管理戦略につき、測定装置の選択・活用の具体例を交えながら解説する。