本セミナーでは、レオロジーの基礎から解説し、潤滑剤の粘度や劣化の状況が、潤滑特性や品質に及ぼす影響、潤滑油やグリースを上手に扱うために、押さえておきたい物理的・化学的性状について、詳解いたします。
二酸化炭素ガス排出量削減に直接関わる技術として、潤滑・摩擦低減に関わる「トライボロジー技術」は欠くことのできない基盤技術です。ところが、企業に入り潤滑技術に携わるようになった技術者でも、在学中にトライボロジー、あるいは潤滑の系統だった講義を受講した経験者は極めて少ないのが現状です。 技術者の出身学科を問わず理解してもらえるような基礎を理解させることに重点を置いた講義とします。