車載デバイスの低周波~高周波電磁対策用吸収・遮蔽材入門講座

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自動車は情報化が急速に進められており、ミリ波レーダなど各種の車載用電子デバイスが開発されている。これら車載デバイスの機能確保のために漏洩電磁波の抑制、不要電磁波吸収などへの電磁環境整備が必要とされることが多い。電磁環境整備に用いられるのが電磁遮蔽材、電磁波吸収材である。  本講座では、電磁遮蔽、電磁波吸収の考え方や基本設計法を、専門分野が異なる方々へ分かりやすく解説することを目的とする。また、この分野の最新の傾向なども取り入れる。

  1. はじめに
  2. 電磁遮蔽材の考え方と基本設計法
    1. 電磁遮蔽の工学モデル
    2. 電子機器からの電磁波漏洩 (複数の漏洩成分)
    3. 低周波用、高周波用電磁遮蔽の基本的な考えかた (遠方界、近傍界)
    4. 低周波用大電力系の電磁遮蔽手法 (車載系デバイスの遮蔽)
    5. 高周波用遮蔽手法
    6. 自動車レーダ用のフィルタ構造遮蔽材設計例
    7. 各種の遮蔽手法
  3. 電波吸収体の考え方と基本設計法
    1. 電磁波エネルギーの吸収とは
    2. 平面波の伝搬と伝送線路
    3. インピーダンス整合の概念
    4. 各種電波吸収体の基本構造と吸収特性
    5. 電波吸収体設計例
    6. 自動車レーダ用電波吸収体の設計
  4. 電磁波吸収・遮蔽材の展望
    1. 損失材開発の歴史
    2. 人工誘電体、人工材料
    3. 人工誘電体、人工材料を用いる吸収体、遮蔽材の例
  5. 電波吸収材、電磁遮蔽材の評価法
    1. 損失材料評価法の分類
    2. 均質材料、不均質材料の評価法
    3. 電波吸収特性評価装置の例
    4. 電磁遮蔽特性評価装置の例

会場

ドーンセンター
540-0008 大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
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