(2017年6月28日 10:00〜11:30)
マイクロプラスチックビーズについて、人体や環境への影響が指摘される中、代替スクラブ剤の製品開発が期待されている。 本講演では、マイクロプラスチックビーズの特許出願の現状や技術的な問題を整理した上で、特許出願の動向から見た研究開発の方向性や権利化の留意点などを中心に、「マイクロプラスチックビーズ代替スクラブ剤の特許戦略」について説明する。
(2017年6月28日 12:15〜13:45)
スクラブ剤としてマイクロビーズが全世界で大量に用いられ環境汚染物質として問題になっている。マイクロビーズは単に水域に紛れ込んだ固体物質という以外に、環境ホルモンなどの有害物質キャリヤーとして食物連鎖に入り込む事が問題視されている。 種々のスクラブ剤が抱える課題を解決すべく新たな特性を持たせたスクラブ用球状活性炭を開発したので報告する。
(2017年6月28日 14:00〜15:30)
近年環境への影響が懸念されている「マイクロプラスティックビーズ」は、化粧品や歯磨きなどに、角質除去や洗浄の目的でスクラブ剤として配合されている。「マイクロプラスティックビーズ」代替候補として有用な微粒子・研磨剤を紹介する。
(2017年6月28日 15:45〜17:15)
スクラブ剤は皮膚洗浄料の洗浄力や使用感を高めるために配合されてきた。しかし、スクラブ剤が皮膚におよぼす影響に関する研究はあまり多くない。本講演では、皮膚洗浄料の処方設計の基本とスクラブ剤として用いられる材料を紹介したうえで、スクラブ剤が洗浄力や使用感、皮膚の状態に及ぼす影響について概説する。