大規模プロジェクトでは、「バリデーションを総括したマスタープラン」の作成が有用であるが、具体的な記載事項についてガイドラインには紹介されていない。この総括したマスタープランの作成には、まず最新のバリデーションの考え方、および他のバリデーション文書との関係を理解する必要がある。
最新バリデーションの考え方とマスタープランの事例を紹介する。
- バリデーションの歴史
- バリデーション関連公文書
- バリデーションは継続する
- 商業生産移行後のバリデーション
- 適格性評価はユーザー要求仕様 (URS) の作成から
- URS作成に必要なリスクマネジメントと管理戦略
- PIC/S GMP (Annex15) にGDP関連の要請
- バリデーションマスタープラン (VMP) とは
- VMPの要請背景
- PIC/Sが推奨するVMPの適用範囲
- バリデーション方針の記載例
- バリデーションを総括するマスタープランとは
- VMPとの関係
- 総括するマスタープランは歴史書
- 総括するマスタープランに記載すること
- バリデーション文書の作成事例
- バリデーション実施計画書・報告書の作成
- 参考 2013年版 GMP事例集 バリデーション関係
- 付録 バリデーション実施計画書/報告書の事例