触感デザインの本質は、世界のだれも気付いていない好触感をつくることであり、そのためには、シンプルでありながら網羅的に触知覚現象を調べることができる探索プロセスを多数考案することが肝要であると考えられる。
本講演では、好触感例のデモを交えつつ、好触感を探る方法について解説する。
- はじめに
- 触覚と触感
- 触感デザインの現状と課題
- 講演の構成
- 好触感の現象論
- 触覚の錯覚と好触感
- 触覚の錯覚 (デモ) ※いくつかの触覚の錯覚のデモを紹介
- 触覚の錯覚に見られる好触感
- 触覚の錯覚と応用例※ソフトフィールグレインの実物を紹介
- 触感の探索例
- プリント転写法
- 球体2次元配列法
- 触感センサ
- 触感センサの例
- ゴム製人工皮膚層ひずみゲージサンド (※デモで実物を紹介)
- 触感センサの未来
- おわりに
- まとめ
- 今後の展望