注射用水 (WFI) 製造法の日常管理と査察対応

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膜を使ったWFI製造装置は、今後避けて通れない。その理由は、性能・コスト・管理・面において既存蒸留法よりも優れているからである。では、なぜ、現在まで、膜利用が限定的であって、蒸留器が本流だったのだろう?  本講において、およそ35年間WFI製造現場で考え続けた疑問を礎に、新しい試みとして、参加者と共にディスカッション形式で、この課題をお話しします。 本件に、ご興味がある方は是非ご参集ください。

  1. WFI現状整理
    1. WFIとは
    2. WFIは無菌?
  2. 蒸留器によるWFI製造の問題点
    1. エンドトキシン除去率はどの位か?
    2. ON – OFF運転は大丈夫なの?
  3. 欧州薬局方 (Ph.Eur.) 2017年4月からの改訂について
    1. 改訂の事実関係
    2. 蒸留器は継続使って良いか?
  4. ROが蒸留器に代わってWFIを製造できるのか否か?
    1. ROでは否!
    2. UFではなぜ可か?
  5. EU当局 (EPDM) のWFI製造法へのこれまでの見解
    1. プラスチックアレルギー?
    2. ステンレス崇拝?
  6. 今回のPh.Eur.改訂の直接的な要因は何か
    • 推測の域の話だが…
  7. Ph.Eur.ベース査察で求められる視点は?
    • 予想されるEUからの査察はどうなるか?
  8. 日本におけるWFI製造の過去から現在まで
    • この35年を振り返って、
  9. WFI製造装置の維持管理に求められる視点
    1. QRM (Quality Risk Management) と自主管理法
    2. accountability
  10. 膜分離と蒸留法のおおきな差異、
    • プラスチックとステンレスの違いでなく
  11. ROの特徴と問題点
    • ROに対する正しい理解
  12. WFI製造法として求められる膜分離の条件
    • エンドトキシンが百万分の1未満になること
  13. WFI製造装置未来形の提案

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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