プラスチックスの成形加工の中で押出技術は、異形品、チューブ、シート、電線、ケーブル等多種類の製品の製造技術として重要な位置付けにある。
今回は、その基本技術を解りやすく解説するとともに、最近の注目される技術動向、実際の現場でのトラブル対策を詳細に説明し、装置関連設備、押出技術、不良対策まで幅広い解説を行う。
- 押出加工設備の基本と最近の進歩
- 押出加工機の基本構造と役割、最近の進歩について
- フィード、スクリュー、ブレーカープレート、ヘッド、ダイ、ニップル
- 押出加工技術
- ゴム、プラスチックスの流動性と加工性指標
- ゴムの加硫挙動と加工性指標
- スクリュー構造等の設計と加工性
- 代表的ゴム、プラスチックス、TPEの押出加工性、加工条件
- 機能性コンパウンドの加工性 (例 : 難燃材料、導電材料)
- 連続加硫、架橋における押出技術
- 押出加工におけるトラブルと対策
- プラスチックス、TPEにおけるトラブル対策
- 脈動
- 外観荒れ
- ダイスウェル
- ブリード
- ブルーム
- プレートアウト
- 目やに
- メルトフラクチャー
- ゲル化
- フィッシュアイ
- スパイダーマーク
- カラス 等
- ゴムにおけるトラブルと対策
- 高速、高能率押出技術のポイント
- 押出材料
- 押出設備
- 加工技術
- 特許に見られる最近の押出機、加工技術