本セミナーでは、電子回路の基礎から解説し、回路設計に必要な知識を習得していただきます。
また、発振・ノイズや温度特性を考慮した実践的な応用技術を習得していただきます。
シミュレーション技術の発達に伴ない、実際の回路を製作することなく回路設計できる時代となってきている。 パラメータを変更しながら所望の特性を得ることができるが、その回路が最適かどうかの判断は容易ではなく、また実際に作成した回路の特性が必ずしもシミュレーション結果と一致しないことが多々ある。 このような場合、闇雲に素子や回路をいじっても良い性能は得られない。より良い性能や好ましい特性の回路を得るには、基本素子の特性や回路動作を知り、回路理論に基づいた改善手法が必須である。 本講義では電子回路の設計に必要な技術として、使用される素子の特性を知り、回路の動作理論を理解し、誤動作のない基礎理論を学習するとともに、発振・ノイズや温度特性も考慮した実践的な応用技術を習得する。