ストレッチャブル配線材料の技術動向と伸縮性制御

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本セミナーでは、フィラー分散型ストレッチャブル配線の疲労メカニズムと実装技術、銀ナノワイヤを用いたストレッチャブル配線材料と実装技術、ストレッチャブルペーストの開発と応用展望、導電性繊維を用いた伸縮性配線材料について解説いたします。

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プログラム

ストレッチャブル配線は、ゴムのように伸び縮み可能な導電性材料であり、電子デバイスの柔軟性を向上させることを可能とする。通常、電子デバイスはシリコン半導体やプリント配線板など硬い電子材料で構成されている。一方、近年では、小型デバイスを身体に装着して生体信号を取得することを目的としたウェアラブルデバイス開発が進められている。そこでは、従来の電子デバイスにはなかった柔軟な電子材料が希求されている。柔軟な電子デバイスは、人の動きに追従可能でありながら、生体の炎症や損傷を引き起こさず、本来の電子デバイスとしての機能を果たす必要がある。そのため、ストレッチャブル配線の開発は、生体調和性を有するウェアラブルデバイスを実現するために重要である。さらに、ストレッチャブル配線を印刷形成することは、新聞印刷のように大面積・大量製造を可能とし、デバイスのコスト効率を高められるため産業技術としても興味深い。  本講座では、ストレッチャブル配線材料の作製技術や評価技術、開発動向に関して解説する。

  1. ストレッチャブル配線の動向
    1. 材料・形成技術
    2. 印刷プロセスへ向けた開発動向
    3. ウェアラブルデバイスへの応用
  2. 配線の超ストレッチャブル化
    1. ストレッチャブル配線の作製方法と評価法
    2. エラストマー種やフィラー種の影響
    3. 柔軟フレキシブル導電性接着剤への応用
  3. 金属ナノワイヤ透明導電膜
    1. 作製方法
    2. 透明導電膜の高特性化
    3. 透明ストレッチャブル配線
    4. 耐マイグレーション性能の向上
    5. ウェアラブルデバイス開発
  4. レーザー転写印刷による非接触形成
    1. 技術紹介
    2. ストレッチャブル配線や透明配線の作製
    3. 飛翔体の可視化

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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