本セミナーでは、細胞の取り扱いの基礎から汚染、細胞の取り違え防止、各種検査での品質管理のポイントを解説いたします。
(2017年5月9日 10:30〜12:30)
細胞は全ての生物の構造上、機能上の最小機能単位である。細胞培養技術は医学のみならず、農学、理学、工学、薬学等の分野で研究・開発に必須の生きた細胞を扱う基本的技術となっている。 講演では、細胞培養の背景と培養条件の最適化について紹介する。
(2017年5月9日 12:20〜14:40)
細胞培養は全ての実験の基本である。用いる細胞の種類によっては様々な培養形態、培地の組み合わせがあるが、その基本的な考え方は単純明快である。すなわち、雑菌等の混入 (コンタミ) を防ぎ、目的とする細胞を維持・培養することである。 本講座では経験の浅い研究者が理解すべき細胞培養のコツ、培養室の管理者の役割、培養教育担当者の心得などを解説する。
(2017年5月9日 15:10〜16:40)
細胞培養を用いた研究・開発には、細胞の品質 (性質) を一定に保つことが重要である。細胞の性質が変化した例、細胞の品質に影響を与える要因、および予防等について細胞バンクで行っている品質管理を含め紹介する。