突然の人事異動や新事業への赴任で、これまでほとんど経験がなかった方が全く未経験の領域での知識を求められることがあるかと思います。
- 製品開発職だが、プラスチックの分析の依頼の仕方や分析で何がわかるかなじみがない。
- 文系出身の営業職だが、扱う製品やお客様と品質保証について話す関係でプラスチック「分析」を知りたい。
- 研究テーマがプラスチック「分析」になったが、専門外であった。
- これまで化学は苦手で専門外であったが、仕事でプラスチック「分析」の知識が必要になった。
- 品質保証業務で、プラスチック分析により品質保証業務や、不良原因を調べる必要があるがプラスチックの特性を鑑みた分析方法を知りたい。
今回は特にプラスチックの分野でそうした境遇に置かれた方を対象に、プラスチック工業で約30年 の経験がある講師が、ミミズの話に例えてプラスチック「分析」の基本と本質をわかりやすく説明していきます。
- はじめに
~なぜ、売られているプラスチック成形品は不具合がないのか?~
- プラスチックとは?
- 「プラスチック全体に共通する性質をとらえよう」
- 「モノマーとポリマー」「熱可塑性樹脂」「結晶性樹脂」「非晶性樹脂」
- 「汎用プラスチック」「エンジニアリングプラスチック」
- 「ガラス転移温度」「融点」「分子量」
- プラスチック分析入門
- 樹脂の判別分析一般論
- 充填材の分析一般論
- 添加剤の分析一般論
- ポリオレフィンの分析
- エンジニアリングプラスチックの分析
- 塩化ビニル樹脂組成物の分析
- 軟質塩化ビニル樹脂組成物の分析
- 硬質塩化ビニル樹脂組成物の分析
- 中級の分析技術
- 熱可塑性エラストマーの分析
- オレフィン系熱可塑性エラストマー組成物の分析
- スチレン系熱可塑性エラストマー組成物の分析
- トラブル対策のプラスチック分析
- 質疑応答