本講座では、目に見えない程度の異物を対策するクリーン化活動について、活動を実践する立場から、講師のこれまでの経験事例を交えて具体的な活動のポイントを解説します。
クリーンルームは無いがもう少し異物の影響を減らしたい。クリーンルームはあるが、もう一歩対策を進めたい。掃除の仕方や道具を知りたい。クリーン化活動を継続・定着させたい。などのご要望にお役に立てれば幸いです。
- 日本の製造業を取り巻く環境とクリーン化の必要性
- クリーン化技術と異物対策のポイント
- 目に見えない異物の特徴と挙動
- 微細な物体の動きに影響を与えるもの
- どの程度の気流で金属異物は動くか
- クリーン度の規格とは
- クリーン化を進めるキーワード:クリーン化4原則
~異物の持ち込み・発生・貯め込み防止と排除~
- クリーン化のための設備・装置・備品と取扱いのポイント
- クリーンルーム
~種類、構成、設備、材料と気流の管理~
- クリーンルーム内に設置する製造装置、部品
- 人の行動と人にまつわる用品
~防塵衣、靴・手袋など~
- クリーンルームを使わない (一般室での) クリーン化
- クリーン化活動
- 組織
- 異物の可視化
- 清掃活動と清掃の為の道具
- 設備保全活動
- クリーン化対策実践事例
- クリーン化活動の継続と更なる発展のために
- 見える化による意識改革
- 5S・改善・小集団活動との結びつき
~ハインリヒの法則と常に進化する「当り前」~
- 知恵出しのプロセス (SECIプロセス)
- 定着化
- まとめ